診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土※ | 日祝 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前(8:30~11:30) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
午後(14:00~16:00) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
※土曜日の診療は、第2・第4土曜の午前のみとなります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査
睡眠時無呼吸症候群(SAS, sleep apnea syndrome)は睡眠障害の1つで、寝ている間、頻繁に呼吸停止(または低呼吸)になる病気です。夜間に充実した睡眠をとれないため、日中に強い眠気や集中力の低下を招きます。 自覚症状がないケースも多いので、「夜はちゃんと寝ているけど、日中になんだか調子が悪い」というかたは、一度検査を受けられてはいかがでしょうか。睡眠時無呼吸症候群が誘発する合併症
夜間にしばしば無呼吸となり深い睡眠をとれないために、日中にもさまざまな症状が現れます。睡眠中の症状
- 断続的な呼吸停止(および低呼吸)
- 短い間隔での覚醒(自覚がない場合もあり)
- 大きないびき
- 夜間の頻尿…など
日中の症状
- 強烈な眠気
- 倦怠感・疲労感
- 集中力の低下
- 起床時の頭痛
- 抑うつ状態
- 性欲の低下や勃起不全(ED)、月経不順…など
睡眠時無呼吸症候群の持つ危険性
社会生活への影響
日中の眠気や集中力の低下のために、交通事故を起こす可能性が健常な人の7倍ほど高くなるといわれています。仕事や学業に悪影響を及ぼし、社会生活に深刻な影響をもたらす場合もありますので、定期的な検査をお勧めします。合併症の誘発
酸素不足のために循環器系に負担がかかり、治療せずに放置しておくと各種の合併症を誘発する危険性が高まります。その発症率は健常な人の数倍にも及びます。睡眠時無呼吸症候群が誘発する合併症
高血圧 | 健常な人の2倍起こりやすいといわれています。 |
---|---|
心筋梗塞 | 健常な人の3倍起こりやすいといわれています。 |
脳血管障害 | 健常な人の3倍起こりやすいといわれています。 |
冠動脈疾患 | 健常な人の4倍起こりやすいといわれています。 |
その他の生活習慣病 | 健常な人と比べて、糖尿病などのリスクが高くなるといわれています。 |
検査方法
ご自宅での簡易検査と、より詳細なPSG検査の2通りの方法を実施しています。簡易検査
当院では、ご自宅で使用できる睡眠時無呼吸症候群の簡易検査装置を貸し出しております。 あくまで簡易検査のため、検査結果の評価には限界があります。より正確な検査をご希望の場合は、下記のPSG検査をご利用ください。PSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)
病院に1泊して、詳細なデータを測定する検査方法です。体に電極やセンサーをつけて入眠することにより、睡眠中の脳波や心電図、胸部・腹部の動き、血液中の酸素量などを計測します。痛みはありませんのでご安心ください。費用
費用 (3割負担) |
費用 (1割負担) |
|
---|---|---|
簡易検査 | 4,500円 | 1,500円 |
PSG検査 | 28,340円 | 9,450円 |